◇◇季節茶碗〚月の光〛◇◇

夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
雲のいづこに 月宿るらむ

(百人一首36 清原深養父)

夏の夜は、まだ宵だと思っているうちに
あっという間に明けてしまう
沈む間もない月は、
雲のどのあたりに留まっているのだろう

月の姿は、いつのまにか雲に紛れてしまいますが、
空のどこかで光は静かに輝いています。

仄かな白釉は、うすくたなびく雲となり、
深く重ねられた黒藍は、しんと澄んだ夏の夜。
そのあわいに舞う金粉は、月の光を響かせます。

雲に包まれ、少しずつ形を変えながらもそこに在る月を
季節茶碗〚月の光〛に写し取りました。

京都【楽入窯】の職人が、
四百余年にわたる「楽焼」の伝統技法を受け継ぎ、
卓越した技で一つひとつ丁寧に手づくりしています。

雲と空と月が織りなす、夏の夜の情景。
静謐と気品をたたえた逸品です。

古の歌人たちが、心の奥深くを照らされた一瞬の月の姿を
時を超えて輝く余韻としてあなたのお手元に。

大切な誰かの心に寄り添う贈り物として。

ぜひこの機会にお求めください。

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