◇萬福堂楽入作・勅題茶碗〚黒楽日月〛◇

抹茶碗〚黒楽日月〛は、2026年の勅題”明”に因み、
伝統ある「日」と「月」の意匠を「明」の漢字に見立てて作陶しました。

黒釉を抜いて象られた二つの文字が静かに結ぶ「明」の文字。

釉の抜け具合、黒の深さ、縁のほのかな揺らぎ――
大胆でありながら緻密に構成された美しさが感じられる、
まさに当代萬福堂楽入随一の作品です。

手と箆（へら）のみを用いる「手づくね」の成形から、
仕上げ、焼成に至るまで一切の妥協を許さず、
丹念に積み重ねられた「楽焼」の技。

唯一無二の丹精な手仕事と創造の精神の結晶は、
世代を超えて受け継ぎたい品位を備えています。

新春の宴席に華やぎを添えるだけでなく、
これからの時間を慈しむための伴侶として
末永くお手元においていただきたい一品です。

もちろん、大切な方へ気持ちを託す贈り物としても。

来る年迎える年を凛と照らす抹茶碗〚黒楽日月〛。

ぜひこの機会にお求めください。

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